2013年12月23日月曜日

December

こんばんは、ご無沙汰しています、石井です。堀江君の記事のあとになってしまいましたが、12月のまとめを少し。

 中旬に、高田先生のお誘いにより、4年生のプレゼンテーション大会に参加させてもらいました。外科・麻酔科を約3か月専攻したまとめとしてグループで20分間プレゼンして、コンテンツ・デリバリーで評価されるそうです。各プレゼンのテーマの専門性の高さ、また論文をベースに作られたプレゼンであることが印象的でした。恥ずかしながら、自分の医科歯科でのプレゼンは教科書ベースに調べていたので、講義内容にプラスする部分はあまりありませんでした、聞いてくれた方ごめんなさい!(^_^;)

 講評も、なぜそのテーマを選んだのか(一般的なテーマならばプレゼンの切り口と情報量、マイナーな分野を取り上げたのならばなぜそこに注目したのか)、用意した論文は適切だったか(Critical thinkingできているか?、基本となる論文を網羅したうえで、最新・専門性の高いものを取り上げられているか)が重視されていました。自分の研究レポート用にも論文読んではいるのですが、読んでも頭に残らず、知識がたまっている実感もなくて困っていたので参考にせねば…

 この日会場だったChelsea & Westminster Hospitalについても興味深いお話を伺いました。この病院の運営費用の1/3は、Charity、寄付でまかなわれているそうです。医科歯科で例えると、24年度の支出は約540億なので、寄付は180億円くらい!もともとWestminster(国会議事堂がある、日本でいう霞が関)に建っていた病院なので、富裕層がパトロンについているのだとか。病院内に飾られている絵画も、パトロンからの貸与・寄付がほとんどだそうです。
 このCharityの精神、考えてみると路上パフォーマーへの寄付やナチュラルトラスト運動の根底にもあるようで、文化ってこうして表われるのですね。


 文化つながりでもう一つ。今月はクリスマスディナーがたっっっくさん催されます。
私の所属する研究室もクリスマスディナーがあり、せっかくだったので日本から持ってきた着物を着ていきました。ロンドンは本当に世界中から人が集まっているのですが、それでも実際に見るのは初めて!と珍しがって喜んでくれました。後輩のみなさん、着物お勧めです:)
スーパーバイザーと。
ラボメンバーも出身は様々です。母国語もなんと12種類。
   ところでシークレットサンタをご存知でしょうか。参加者の名前をくじ引きして、引き当てた人に送り主が分からないようにプレゼントを贈る、クリスマスの遊びです。研究室でもやった結果、教授に贈られたプレゼントが、研究室で使っているペーパータオルに包まれて、研究室で使っている透明テープで巻かれていました笑 そしてプレゼントはビスケットだったのですが、教授はダイエット中で甘いもの断ち中というハプニングもあり。教授や学生を含め、ラボメンバーの距離の近さを実感しました。このオープンさは居心地がいいです。

 それでは明日からお正月明けまで、冬休みの旅行に出かけてきます!すられない・ぼられないを目標に笑 寒い日が続きますが、体調にお気をつけて。

Merry Christmas & Happy New Year!

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