彼女からも報告ありましたが、11月の病院見学、まじで良かったです。
病院自体は日本の方がハイテクでしょう。
しかし、印象的だったのはこちらの教育システムです。インペリアルの学生は2年までに医学に関する座学をほぼすべて学んでいます。(2年は大変すぎて日の光を見なかったなんて情報も)
そして3年からは、いきなり病院で問診とかしちゃうんです!
Aの症状ときたらx,y,zの鑑別診断!なんて感じで4年生である私よりはるかにpracticalな知識を得てました。少人数でPBLの授業もあったのですが、その時は、生徒が実際問診した患者についてプレゼンし、それについて先生を含め話し合うといったものでした。これまた現場に則した議論をしており、我々も少し参加させて頂きましたが楽しかったです。
小ネタですが、急性期病棟で患者の意識レベルを確認する際、美しいイギリス英語を話す女医さんが「あなたの名前はなんですか」「ここはどこか分かりますか」の次に、
「Who is on the throne?」(今の女王様は誰ですか?)と聞かれており、さすがイギリスッと興奮しました笑
案内してくれたChristina,ありがとう♪
さて本題です。タイトルに150周年記念と書きましたが何のことか分かりますか?!
上段左から3番目は伊藤博文。
実は、日本初の内閣総理大臣となった伊藤博文を含む長州五傑が、1863年に渡英し日英学術交流が始まってから150年がたったそうです。知らなかった~
私たち5人も今、医科歯科五傑として彼らが150年前に歩んだのと同じ道を歩いているのですね!
ではなく、今後も交流を続けていきましょうということで、昨日日本大使館で150周年を祝うシンボジウムがありました。
暇だったのが私だけだったので、ぼっちで行ってきました。。
日本大使館、大変立派でした!広くて一等地にあってかっこいい!
写真は禁止だったので、レセプションにあったこの1枚だけですm(_ _)m
テーマは、特に交流が深いAstronomy & Space Science で、宇宙についての最先端の研究について数人が初心者にも分かりやすくプレゼンしてくださいました。国籍を問わず大勢の方が参加してらっしゃり、予想以上に大盛況のイベントでした。
全部素晴らしかったのですが、特に感銘を受けたのは、トリを飾られた現在カリフォルニア大学と東京大学で教授を務めている村山斉先生のお話です。発表テーマは今宇宙で存在が騒がれている”Dark Matter” (ゲームFinal Fantasyに出てくるのではなく、ガチなやつです)。なんともいかついテーマですが、流暢な英語で、宇宙に疎い人にも分かりやすく、ダークマターをダースベーダーに比喩するなどユーモアたっぷりにお話ししてくださいました。日本人らしい几帳面なパワーポイントと、欧米人のような余裕とユーモア、そんな両者の良いところが混ざったプレゼンテーションでほんとにかっこよかったです。
自分用メモ「プレゼンのこつ」
①Audienceをよく理解し、彼らに分かるよう話す。(ある分野に疎い人に、専門的な話しをしても非効率的)
②スライドの活用は効果的に。文字よりイメージ。
③余裕を持つ、ユーモアを交える。
ふむふむ。
日英学術交流の一貫として、インペリアルx医科歯科交換留学もずっと続いてほしいと思います。
堀江
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